瀬戸内国際芸術祭2019 男木島おすすめ作品はこちら!!

瀬戸内国際芸術祭2019
by Osamu Nakamura
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男木島とは??

高松港から約40分くらい沖合に位置している、周囲4km、人口200人程の小さな島です。それらほとんどが山地であり平地がほとんどない状態です。このため民家は島の南部の男木港周辺の斜面に集合して建っており、その民家の間をまるで迷路の様に細い坂道が入り交じるといった特有の光景が特徴です。島内は徒歩で移動しましょう。島には全国でもめったにない御影石造りの男木島灯台があります。「日本の灯台50選」にピックアップされ、また映画「喜びも悲しみも幾年月」の舞台にもなりました。

男木島の魂   ジャウメ・プレンサ

by Osamu Nakamura

港に入るとまず視界に入ってくるのは、瀬戸内国際芸術祭2010で造られたスペインの現代芸術家、ジャウメ・プレンサの作品「男木島の魂」。貝殻をイメージした白い屋根にはさまざまな文字が装飾されており日中はその影が地面に映り、建物そのものがアートとなっています。現在はお食事やお土産、乗船券の販売なども行っている「男木交流館」となって、島の象徴だと言えます。

   [所在地]     香川県高松市男木町1986
   [開館時間]    6:30~17:00
   [休館日]     無休
   [鑑賞料金]    無料
男木島 路地壁画プロジェクト wallalley  眞壁陸二

by Osamu Nakamura

坂道の石段や石畳が魅力の男木島の路地を歩いて行けば、カラフルなペインティングが行われた壁画に巡り会うことができます。眞壁陸二の「男木島 路地壁画プロジェクト wallalley」は、島で収集した廃材等に風景のフォルムをカラフルに描き、民家の外壁に備え付けた作品で、島の景観の一部としてあらゆるところで眺めることができます。

   [所在地]     男木島中心部に点在
   [開館時間]    常時
   [休館日]     無休
   [鑑賞料金]    無料
記憶のボトル  栗真由美

by Yasushi Ichikawa

シンプルな建物の中には小さなビンに島の人達の記憶を詰め込んだ作品「記憶のボトル」があります。小さなビンにはいろいろな小物(かわいいもの、笑えるものなど)が入っており、見るだけで楽しくなるでしょう。蔵の中できらめく小さな灯火が、優しい記憶や生活の歴史を私達に語りかけてくるようです。

   [所在地]    香川県高松市男木町1697
   [開館時間]   11:00~16:30
   [休館日]    不定休
   [鑑賞料金]   300円
歩く方舟  山口啓介

by Kimito Takahashi

男木漁港に設置された山口啓介の芸術作品。旧約聖書に出てくるノアの方舟に手掛かりを得た立体作品で、海や空に溶け込むように白と青の模様をした方舟が、海を渡ろうと歩く様子を視覚化している様子です。

  [所在地]    香川県高松市男木町
  [開館時間]   常時
  [休館日]    無休
  [鑑賞料金]   無料
瀬戸内国際芸術祭以外でおすすめ観光スポットのご紹介

島一番のおすすめビュースポット豊玉姫神社

by uji

島に残る豊玉姫伝説ゆかりの地として知られており、島の周囲の人からは「玉姫さん」と呼ばれており親しまれています。港の大鳥居から参道に通じています。島一押しのビュースポットとして知られており、参道へと続く階段の途中で振り返れば男木島だから可能な魅力的な景色と巡り合うことが出来ます。

  [所在地]   香川県高松市 男木島1903
  [開館時間]  常時
  [休館日]   無休
  [鑑賞料金]  無料

「日本の灯台50選」にもピックアップされている石造りの灯台

by wikipedia

1895(明治28)年に建てられた全国的にも滅多にない総御影石造りの洋式灯台で、「日本の灯台50選」にもピックアップされています。1957(昭和32)年に映画「喜びも悲しみも幾歳月」のロケ地となって身近な存在になりました。隣接する「男木島灯台資料館」では、国内の灯台や海上保安庁、男木島の歴史等に関係する資料が公開されています。

  [所在地]   香川県高松市男木町1062-3
  [営業時間]  原則日曜日と祝日のみ開館
  [開館時間]  午前9時から午後4時30分まで

  [鑑賞料金]  無料

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